パソナG、万博パビリオン案内役に「鉄腕アトム」 - 日本経済新聞
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総合人材サービスのパソナグループは7日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)に出展するパビリオンの案内役に漫画家の手塚治虫氏の代表作である「鉄腕アトム」を起用すると発表した。主なテーマは「からだ」や「こころ」などで、人とテクノロジーの共生を象徴するアトムが館内の展示を案内する。万博終了後は兵庫県淡路島に移設する方針で、レガシー(遺産)として地域振興に活用する。

パビリオン名は「PASONA NATUREVERSE」で、敷地面積は約3514平方メートル。建物はいのちの象徴としてアンモナイトのような形状にする。9月に着工し、24年11月の完成を予定している。手塚作品の「ブラック・ジャック」も未来の医療の展示でPRナビゲーターを務める。

大阪市内で記者会見したパソナグループの南部靖之代表は「(万博を通じて)ウェルビーイングな未来社会の構築とパソナの基幹産業につながる様々な仕掛けを用意したい」と強調した。同社は20年9月に本社機能の一部を淡路島に移転し、雇用創出など地方創生事業を進めている。
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