福井県警坂井西署は11日、身元不詳の女性の遺体を自宅敷地内で焼却し、放置したとして、死体損壊と死体遺棄の疑いで同県坂井市三国町の女(82)を逮捕した。同居の80代の姉と連絡が取れておらず、署は遺体の身元を調べている。

逮捕容疑は4月下旬ごろから9月6日までの間に、自宅敷地内で女性の遺体を焼却し、放置して遺棄した疑い。女は姉と2人暮らしとみられる。

署によると、6日午後4時20分ごろ、女の自宅を訪れた同市職員が「姉は亡くなったが、そのままにしている」と聞き、110番した。署員が調べると、庭の複数の燃え跡や物置から炭化した骨が見つかった。

自宅から灯油も見つかり、女は「灯油をかけて燃やした」と話しているという。

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