スポニチ2023年9月12日 4時0分
https://hochi.news/articles/20230911-OHT1T51196.html

 歌手の八代亜紀(73)が膠原(こうげん)病を患い、年内の活動を休止することが11日、分かった。

 所属事務所によると、八代は8月下旬に体調不良を訴え、複数の病院を受診。詳細な検査を行ったところ、膠原病との診断を受けた。すでに入院しており、治療に専念するためしばらくの間、病院で療養する。病気の細かな症状などは公表しない方針。

 これに伴い、レギュラーを務めるBS11の音楽番組「八代亜紀いい歌いい話」(木曜・後8時)、ジャズイベント「NAKASU JAZZ 2023」(16日、福岡・福岡市)など、年内の仕事は全てキャンセルする。事務所関係者は「来年の活動再開時期のメドが立ったら、改めてお伝えさせていただきます」とした。

 八代は9日に埼玉・熊谷市内で行われたコンサート「日野皓正クインテット」にゲスト出演。入院前の最後のステージだったが、普段と変わらない様子で「舟唄」「雨の慕情」などをジャズアレンジで歌い上げた。

 病床からスポーツ報知にコメントを寄せ、「応援してくださっているファンの皆さま、関係者の皆さま、この度はご心配、ご迷惑をおかけして本当にごめんなさい。膠原病の治療に専念するため、2023年いっぱいはお仕事をお休みさせていただきます」と報告。「少しの間、大好きな歌と絵から離れなきゃいけないのは寂しいけれど、必ず元気になって戻ってきますので待っていてね。また、皆さまとお会いできる日を楽しみに頑張ります!」と約束した。病気からの一日も早い回復が待たれる。