訴状によりますと、大阪府内に住む夫婦と娘は、2012年から雌のトイプードルを愛犬として飼育していました。

ところが2020年5月、兵庫県宝塚市のペットサロンでトリミングを実施してもらった際、トリマーの男性(現在は廃業)が持っていたハサミが、愛犬の喉に深く刺さりました。
動物病院で3回の手術が行われましたが、愛犬は10日後に死にました。

喉の傷は長さが3センチ大に及び、食道も完全に切れていました。

男性は当時、動物病院の獣医が事故の原因をたずねても「意識を失っていた。覚えていない」という説明に終始。
その後は「犬が急に伏せの体勢を取ったため首が傷ついた」などと説明しました。
しかし獣医は、それだけで今回の事故のような深い傷は生じないと指摘していました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9b3dc06ff3e993729cec1b0aa0207213aa78a78b