滋賀県庁の食堂で「福島おうえん定食」 風評被害払拭を

東京電力福島第一原発の処理水放出をめぐる風評被害を払拭(ふっしょく)しようと、滋賀県庁の食堂で福島県産の魚を使ったメニューの提供が始まりました。
13日から提供が始まったのは「福島おうえん定食」と名付けられた定食で、▼福島産のサンマのミンチに、ねぎやしょうがを練り込んで焼いた「ポーポー焼き」という福島県の郷土料理と▼福島産のメヒカリのから揚げに、ごはんとみそ汁、小鉢がついています。
1食800円で、1日あたりおよそ20食限定です。
さっそく「福島おうえん定食」を食べた滋賀県の職員の1人は、「メヒカリは初めて食べましたがとてもおいしいです。自分が食べることで少しでも応援につながるのであればいいなと思います」と話していました。
また、滋賀県の三日月知事も定食を食べ、「国産海産物を中国に輸出できないという状況で、みんなで食べて応援できればと思う」と話していました。
「福島おうえん定食」は13日から2週間程度提供される予定で、一般の来庁者も食べることができるということです。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230913/2000077827.html

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