中国とEUは「パートナー」、保護主義拒否すべきと王外相=新華社

[北京 18日 ロイター] - 中国の王毅共産党政治局員兼外相は、中国と欧州連合(EU)は「開かれた態度」を維持し、「保護主義を拒否」すべきだと述べた。中国国営新華社が18日伝えた。

EUは13日、中国製電気自動車(EV)が政府の過剰な補助金を受けて公平な競争を阻害しているとして、相殺関税を視野に調査に乗り出すと発表した。

新華社によると、16日にマルタでボージュ外相と会談した王氏は、EUの戦略的独立と欧州統合を中国は一貫して支持しており、双方は「開かれた態度」を維持し、自由貿易を断固として支持し保護主義を拒否し、中EU協力のプラス効果を達成すべきだと述べた。

「中国とEUの協力は相違より勝り、双方はライバルではなくパートナーである」と述べた。

会談では、中国とEUの協力促進で協力することに合意。王氏は、中EU関係の発展でマルタが積極的な役割を果たし続けることを望むと述べた。

https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2023/09/464203.php