出生率の低下により、世界の人口は2064年にピーク(約97億人)を迎えた後、今世紀末には約88億人にまで減少するという予測を、米ワシントン大学の研究チームが発表した。研究者たちは、社会に「仰天するほどの」衝撃をもたらすことになる出生率の低下に対して、世界は準備不足だと指摘している。

出生率の低下は、今世紀末までにほぼ全ての国が人口減少に直面する可能性があることを意味している。

そしてスペインや日本を含む23カ国では、2100年までに人口が半減すると予測されている。

また、出生数と同じくらいの人数が80歳を迎えることになり、各国で劇的に高齢化が進むという。

https://www.bbc.com/japanese/53413717