23日午後3時40分頃、岡山市北区にあるJR西日本の車両基地で、岡山駅行きの回送列車(2両編成)が脱線。乗客はおらず、運転士男性(40歳代)にけがはなかった。この事故の影響で、JR山陽線を含む、全ての在来線で一時運転を見合わせた。

JR西日本中国統括本部によると、走行中に運転士が停止すべき場所で止まらず、信号機を約30メートル行き過ぎたことで先頭車両の車輪四つがレールから外れたという。運転士は乗車歴約10年で「他のことに気を取られていた」と説明。復旧のめどはたっていない。

 列車が停止している場所が、津山線の車両が走る線路に隣接しているため、同線(岡山―法界院間)の運転を取りやめ、24日も終日、バスで代替輸送する。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230924-OYT1T50106/
https://i.imgur.com/ZNSWnsl.jpg