小学生が県内最大のナマコ産地七尾湾でナマコ放流体験 七尾市

七尾市の小学生が、県内最大のナマコの産地、七尾湾で放流を体験しました。

七尾湾は周囲を山に囲まれ、波が穏やかなことなどからやわらかくうまみがあるナマコが育ち、県内最大の産地となっています。
22日は、七尾市の石崎小学校の5年生が、漁業資源の大切さを学ぶ特別授業に参加するため、地元の漁港を訪れました。
児童たちは、はじめに漁師から説明を受け、七尾湾では、ケースに蠣殻を詰めた魚礁を設置してナマコを育てていることなどを学びました。
続いて魚礁が設置された沖合に移動して放流を体験し、2センチから3センチほどの子どものナマコを海に放していました。
放流されたナマコは、蠣殻の隙間に住みつき、表面についた海藻などを食べて育つということで、4年ほどで捕れる大きさになるということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20230922/3020016535.html