伊マフィア大物が死亡 30年逃亡、1月に逮捕:東京新聞 TOKYO Web
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【ローマ共同】ANSA通信などは25日、イタリア南部シチリア島のマフィアのトップとされ、約30年間にわたって逃亡を続けたマッテオ・メッシナデナロ受刑者が死亡したと報じた。受刑者は60代で今年1月、警察に逮捕された際、がんを患っていたという。数週前から病状が悪化し、イタリア中部の刑務所から病院に移送されていた。

メッシナデナロ受刑者は、1990年代初めの検事爆殺事件や麻薬、武器密輸に関与したとして指名手配され、身柄を拘束されないまま殺人罪などで終身刑判決を言い渡された。

ANSAなどによると、93年から逃亡を続けたが、今年1月にシチリア島パレルモの私立病院で身柄を取り押さえられた。