「プロゲーマー」とは言えなかった eスポーツ選手がめざす地位向上
前回は公開競技だったeスポーツが、初めて正式種目となった。

5人1組で陣地を取り合う「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」を日本代表として戦う高井大(だい、30)は大会前、各競技の代表が集う結団式で宣言した。

 「eスポーツは日本では地位が低く、『本当にスポーツなのか』『子供の遊びの延長だろう』と言われることがある。そういった状況を払拭(ふっしょく)するために、熱い試合を見せたい」

高井がLoLを始めたのは高校2年。毎日3~4時間ほど熱中した。

北海道大の大学院時代には、木材化学の研究をする一方、あと一歩でプロというレベルまで達していた。

https://www.asahi.com/articles/ASR9T6X95R9TUTQP03G.html