【9月26日 CGTN Japanese】このほど開かれた第20回中国・ASEAN博覧会で、ブルネイの航空会社のギャロップエアと中国航空機メーカー最大手の中国商用飛機(COMAC)は、総額20億ドルの航空機30機の購入協定を締結しました。

「C919」は中国が開発した初の大陸間ジェット旅客機であり、航続距離は1万2000キロに達します。協定によると、ギャロップエアは20億ドルでC919を15機とARJ21を15機買い付けます。中国製の幹線用旅客機C919にとっての初めての海外から受注であり、同社の支線用旅客機ARJ21にとっては2件目の海外からの受注です。また、ARJ21の貨物機、医療機、公用機としての初の海外からの受注です。

 ギャロップエアによると、中国商用飛機の航空機はブルネイの民間航空部門の認証プログラムを通過した後、2024年第3四半期(7−9月期)に商業運用を開始する予定です。

 ギャロップエアは2021年10月にシンガポールで会社登記された、ブルネイロイヤル航空に次いでブルネイに本社を置く2社目の航空会社です。主にブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピンなどASEAN東部の急成長地域で運航しています。

 公式データによると、C919は現在までに少なくとも1061機の注文および意向確認を獲得しました。また中国東方航空にすでに2機が交付されています。また、インドネシアの航空会社のトランスヌサは現在、ARJ21-700機を2機運用しており、さらに28機を購入する計画です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News


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