タレント今田耕司(57)が1日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、YouTubeなどで過激化する「私人逮捕」に賛否が集まる中、「すごいええこと」と私見を述べた。

 私人逮捕は、「現行犯人は、何人でも逮捕状なくしてこれを逮捕することができる」と刑法で認められている行為。ネット上では、チケットを不正転売する女性を男性が取り囲み、「現行犯逮捕できますよ」などと高圧的な言葉で詰め寄る様子などが話題に。チケット転売、痴漢、盗撮などを対象に、私人逮捕系、世直し系などの人気ジャンルとなっている。

 ゲスト出演したコットン西村真二は「奥にある閲覧数だったり、それに伴う広告収入が透けて見える。偶発的に起きているものに対して私人逮捕ならいいが、逮捕しに行くというのは違うと思う」。ベッキーは「動画を回している時点で正義100%じゃないので怖い」とそれぞれがコメントする中、今田は「僕すごいええことやと思ってしまった」と話した。

 今田は「チケット転売って、アーティストの方も注意喚起してやめてくれと言ってもなくならない。こういうふうに取り締まってる人がいるというのは、ごめんなさい、僕すごいええことやと思ってしまって。プライバシーがあるわけで、判決が出て犯罪者となるまではモザイクはもしかしたら必要かもしれないけど、やる人がそれでビビってやらなくなったり、減ったりするのはすごいええこと。私設警察じゃないけど、一理ある」とした。

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