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最近のロシア人はより健康的な食事をするようになってきているが、多くの人はいまだに自分自身や親の世代がソ連時代にやってきた食習慣を続けている。当時は、新鮮で体に良い食糧が慢性的に不足しており、人々は自分たちで安価で、カロリーが高く、それでいてヘルシーな食事を考えだす必要があったのである。

パスタはミルクをかけて食べるだけでなく、砂糖も振りかける!正気の沙汰とは思えないが、多くのロシアの子供はこの簡単な料理がほんとうに大好きなのだ。もし、子供があまり食事をとってくれない時には、この料理を出すことで、カロリー補給することができる。そして、あまりお金を使いたくない時には、これでディナーとデザートを一皿で済ませることができる。

砂糖は、蕎麦、雑穀類、カラスムギなどを使ったあるゆるお粥にもかけられる。そして、パン、スープ(酸味を抑えるため)をはじめ、オムレツ、「トヴォーログ」(カッテージチーズ)や他の多くの料理にも多くかけられる。ソ連時代、長い冬の間、果物、野菜で新鮮なものが手に入らない時には砂糖をかけることは、簡単で安く食事を美味しく食べる方法だったのである。