大地震受け円安進行、日銀のマイナス金利「早期解除は困難」との声も
日高正裕
2024年1月2日 14:20 JST 更新日時 2024年1月2日 22:04 JST
1月マイナス金利解除確実にない、年前半も困難−みずほ銀の唐鎌氏
正常化を進める上でハードルが高くなったのは確か−大和証の岩下氏
石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震を受けて、外国為替市場で円の対ドル相場が円安ドル高に振れている。被害の大きさが明らかになるにつれ、今年前半に予想されていた日本銀行のマイナス金利の解除は困難になったとの声も出ている。
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円の対ドル相場は日本時間2日午後に一時1ドル=141円67銭まで下落。連休前の2023年12月29日のニューヨーク市場(141円ちょうど近辺)から円安水準で推移している。2日のロンドン市場では一時142円台を付けた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-02/S6M6VST0G1KW00
