昨年末発売の「週刊文春」が報じたダウンタウン・松本人志(60)の性加害報道により、吉本興業は1月8日、裁判に注力するためという理由から、松本の芸能活動休止を発表。
ネット上ではさまざまな議論が飛び交い、活動休止を惜しむ声も見られる。若者のテレビ離れが目立つ昨今、業界を支える松本人志が、しばしテレビから消えて世間はどう思うのか? 
集英社オンラインが若者を中心にアンケートを行った。

(中略)

当時52歳なのに元気だなって」
一方、すでにテレビ離れの進んでいる若者たちは松本の性加害疑惑と、テレビから松本人志が消えることをどう思っているのか。若者の街である渋谷で20代前半100人を対象にアンケート調査すると以下のような意見が寄せられた。

「今、唯一テレビで毎週見てる番組が『水曜日のダウンタウン』くらいなんで、もしも番組も終了してしまったら完全にテレビを見ることがなくなると思います。
それに年末に放送されていた『笑ってはいけない』シリーズも復活の可能性が完全になくなってしまうのは悲しいですね」(23歳男性・営業)

「報道が事実なら被害者の方には申し訳ないですけど、週刊誌に告発って方法じゃなくて警察に通報とかで静かに終わらせることはできなかったんですかね。
僕の親も松ちゃんが好きだから見られなくなるのは悲しいと言ってますし、一歩間違えれば社会的に終わらせるような方法を取らなくてもよかったんじゃないかって思ってしまいます」(21歳男性・大学生)

ここでも松本の活動休止を悲しむ声も少なくなった一方で、否定的な意見も。

「松本さんのX(旧Twitter)での『とうとう出たね。。。』という発言から飲み会があったことは認めてるわけですし、たむらけんじさんが合コン的な飲み会はしてたことをラジオで認めたんですよね?
松本さんは当時すでに既婚者で娘もいたわけじゃないですか。性加害はなくても性行為をしてる可能性がありますし、既婚者なのに合コンするのがまず気持ち悪いです。『芸人だから多少は遊ぶでしょ』みたいな古臭いこと言う人もいそうですけどね」(22歳女性・大学生)

また、性豪ぶりに感心する声もあった。

「8年前でも松本さんって52歳なんですよね。それでも不特定多数の女性と遊んでたなんて元気ですよね。
今の大学生なんて合コンも滅多にしませんし、さらにその合コン後に性行為をするなんて……下品ですけど男としてはすごいなって思っちゃいますね」(22歳男性・大学生)

「松本人志って誰?」
そんななか、驚いたことに約7割の若者が松本の活動休止について興味を示さなかった。

「まったくテレビとか見ないから、出なくなっても私に影響はないですね。それよりも松本さんを好きすぎる世代の人たちは、まだ性加害の真相もハッキリしていないのに『女側にハメられたんだ』とか『ホテルに行く女が悪い』って言う人が多くてヤバいなって思います。
それも状況しだいでは名誉毀損とかセカンドレイプになるんじゃないですかね」(21歳女性・大学生)

「松本さんですか? お名前は知ってるくらいで興味はないですね。文春に報道されたことは知ってましたけど、活動休止することは今知りました。
芸人さんは遊んでるってイメージがあるからそこまで驚きはしない内容な気はしますけど、過去のことまで裁かれる時代になったんだなって思いました」(23歳女性・事務)

「松本さんの出てるテレビ番組を見てる人はまわりにもいますけど、別に松本さん自身を見たいわけじゃないから、活動休止でもショックは受けてなさそうですね。
今回の報道を見て『松本人志って誰!?』って言ってる友達もいたくらいです」(20歳女性・大学生)

これらはまさにテレビ離れが現在進行形でどんどん進んでいる証なのか。カリスマ・松本人志の不在はZ世代にはさほど影響を与えないのかもしれない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f07170708df3ca364bf9820be9e76badecfecca4