飲み会などで焼き鳥の盛り合わせを頼んだときなど、大勢で分けやすいよう、先に串から外す人がいます。
気を利かせて率先して行う行動である半面、焼き鳥をつくる立場の人からすれば、(悪い意味で)「グッとくる」というもの。

ネットの反応を見ていても、賛否両論真っ二つです。「焼き鳥は串有りきで焼き鳥なんだ 串に刺さってない焼き鳥なんかただの焼いた鶏だ」
「焼き鳥、串に刺さってこそ焼き鳥感があって美味しいのになんで外しちゃうかなー」
「つくねとかはいいとしても砂肝は飛び散る」などの“串のまま主義派”もいれば、
「焼き鳥を串から外さないって言う人は飲み会で焼き鳥を食べない人」
「マナーとかじゃなくて食べやすいから串からはずしてる人が大半じゃないの…俺も家とかでも外してよく食べるし」
「焼き鳥って4本ぐらいでお腹結構ふくれるし他のものも食べたいから串外したくなるのもわかる」といった“外すの推奨派”もいるようす。

改めて自分を振り返って考えてみても、これ、けっこう難しい問題です。
「わざわざ串に刺して焼いて出しているのに、食べる前に外してしまっては邪道」という作り手の気持ちはよく分かりますし、
筆者自身「串から外すと冷めやすいし、おいしくなくなる」と思っています。その半面、自分自身で串から直接焼き鳥を食べながら
「あまりお行儀がいい感じではないなあ」と思うことも……。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1507/19/news020.html