【転出超過 ”ワースト”広島県】「ここまで県民に選ばれていない県は反省を…」専門家は厳しい指摘

人口流出が3年連続ワースト1という結果に、人口動態調査の専門家は独自の調査をもとに非常に厳しい見方をしています。

【ニッセイ基礎研究所人口動態シニアリサーチャー・天野馨南子さん】
「去年の1月から11月までの状況を確認したら女性は全世代で転出です。かつ男性も50代後半と70代後半のおじちゃまとおじいちゃま以外は全世代で転出超過。
ここまで県民に選ばれていないということを(県は)少し反省したほうがいい。全階層に逃げられているので完全に時代遅れなのです。どの世代から見てもちょっと違うんです」

若い世代の人口流失についてもこの傾向はあきらかと専門家は指摘します。

「男女同数に逃げられているというのは恐ろしいことなのです。どちらにも刺さっていないので。若い世帯というのはほとんど共働きを首肯して理想だという国への回答もトップですから。
男女ともに理想のライフデザインとしてこれに合ったライフデザインが(広島では)描けないからこういうことが起こっている」

https://news.yahoo.co.jp/articles/4bb8358a1c675d02e1ca369a6a08336eb7c8b396