2023年11月、面識のある13歳未満の少女に、わいせつな行為をした罪に問われている元小学校教師の男に対し、鹿児島地裁は8日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、鹿児島市西伊敷7丁目の鹿児島市立小学校の元教師、下津大輔被告(47)です。

判決によりますと、下津被告は2023年11月、鹿児島市内で面識のある13歳未満の少女に対し、同意なく服の上から体を触るわいせつな行為をしたとされています。

8日、鹿児島地裁で開かれた判決公判で、此上恭平裁判官は「被害者が性的に未熟な年齢、かつ下津被告を信頼していることにつけ込んだ卑劣な犯行」などと指摘した上で、下津被告が反省の態度を示していることや前科がないことなどを踏まえ、下津被告に懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

弁護士によりますと、控訴するかはこれから検討するということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a429c498a490ec8053f238b06a1be8fa4a053b6