見えざる手(みえざるて、英: invisible hand)とは、アダム・スミスの『国富論』第4編第2章などに出てくる言葉である。

市場経済において、各個人が自己の利益を追求すれば、結果として社会全体において適切な資源配分が達成される、とする考え方。

スミスは個人が利益を追求することは一見、社会に対しては何の利益ももたらさないように見えるが、各個人が利益を追求することによって、社会全体の利益となる望ましい状況が「見えざる手」によって達成されると考えた。

スミスは、価格メカニズムの働きにより、需要と供給が自然に調節されると考えた。
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