大阪府や奈良県などで車上荒らしを繰り返した疑いで、建設作業員の男が逮捕・起訴されていたことが分かりました。

被害総額は600万円以上で、男は去年、警察官の職務質問を振り切り小学校に侵入した疑いで現行犯逮捕されていました。

窃盗の罪で逮捕・起訴されたのは羽曳野市の建設作業員・柴田卓也被告(45)と交際相手の25歳の女です。

2人は去年5月、大阪市中央区で駐車中の車の中からゴルフバッグを盗んだ罪に問われています。

警察によると柴田被告は、他にも大阪府や奈良県などで車上荒らしを繰り返していて被害総額はおよそ610万円にのぼります。

■「金さえあれば良いものが食べられる」「車上狙いをしまくっていた」

調べに対し、柴田被告は窃盗について「単独犯である」と自認し「金さえあれば良い物を食べられるし、良いホテルに泊まれる。普段から車で走っている時に金目の物を積んでいそうな車があればその都度、車を停めて車上狙いをしまくっていた。人通りが多い場所、警報機がついている車は避けていた」と供述しています。

2人は去年警察官の職務質問を振り切った後、大阪府柏原市内の小学校のフェンスに盗んだ高級車「レクサス」で突っ込んでいて、運転していた柴田被告が学校に侵入した疑いで現行犯逮捕されていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a8dae5e4b49faee908d45d288b9ba538c86e5fea