運送業の多重下請け是正 2024年問題で法改正へ

トラック運転手が不足する「2024年問題」を巡り、政府が物流関連2法を今国会で改正し、対策に乗り出す。輸送業務の委託を重ねる「多重下請け」を是正するため、元請け業者に取引管理簿の作成を義務づける。契約内容を明確にして下請け側が利益を確保しやすくし、運転手の賃上げを狙う。

2月中旬にも、政府が2法の改正案を閣議決定する。2法は物流総合効率化法と貨物自動車運送事業法で、今国会に改正案を提出する。貨物...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA01DU10R00C24A2000000/