高畑は冷徹な近代合理主義の権化で
人間が争う(戦争する)なんて当たり前の事で
右翼や左翼なんて中途な思想なんか全然興味ない
この当時の高畑の関心事は
まだ思想に染まる前の人間
無垢な「子供」と言う存在が過酷な環境下で
どう行動するのがリアルなのか?
ただその点だけに興味があって
ハイジもマルコもアンも清太もチエも
そのバリエーションとして描いてるだけ