日経平均最高値は一段高への序章、海外投資家なお数兆円の買い余力か
(ブルームバーグ): 日経平均株価を30年以上ぶりに史上最高値へ押し上げた日本株上昇の流れは、海外投資家の買い戻しでさらに続きそうだと投資家やストラテジストらはみている。次の焦点は、より多くの上場企業の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も最高値を更新するかどうかだ。

ブルームバーグがまとめた資金フローのデータによると、日本株市場には今後数兆円の海外マネーが戻ってくる可能性がある。日本経済が長年のデフレから脱却しつつあるほか、企業収益も持続的な成長の兆しを見せる中、東京証券取引所は上場企業に対し資本コストと株価を意識した経営の実践を求めており、市場関係者の間では日経平均がここから10%以上上がると予想する向きもある。TOPIXは1989年のピークを約8%下回っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6a388786fbdab525a2e9e0a8597c1d044ccd095e?page=1