15:37 「二階元幹事長は虚偽記載知らず」
二階派の武田良太衆院議員の弁明が始まった。
「今般の政治資金パーティー会計処理問題に対し、長きにわたって、志帥会(二階派)並びに志帥会メンバーに対し、大変力強いご支援をいただいた全国の皆様方に、大変なるご心配をおかけしたこと、また多くの国民の皆様の政治不信を招くに至ったこと、心から志帥会を代表してお詫びを申し上げたいと思います。本当に申し訳ございませんでした」


武田氏は続いて、二階派のパーティー収入が不記載になっていた経緯を明かした。
武田氏によると、複数の議員事務所からパーティー券を購入した結果、総額で20万円(政治資金収支報告書への記載基準)を超える団体があっても、派閥の事務局が十分な把握ができず、結果として記載が漏れてしまったという。
武田氏は「莫大な数の振り込みや、現金支払いからの名寄せ作業は事務局にとって相当過酷であり、名寄せが徹底できなかったということが原因だった」とした。
その上で、武田氏自身や会長の二階俊博元幹事長については「会計責任者から収支報告書の内容の説明を受けることなく、虚偽記載など行われていたことについては全く知らなかった」として、関与を否定した。
◆15:44 二階派の経理「事務局長任せ」
なぜ二階派会長の二階俊博元幹事長ではなく、武田氏が政倫審に出席したのかー。自民の中谷真一衆院議員が尋ねた。

武田氏は「二階氏は派閥の象徴」で「一切事務また経理等に関わることはなく象徴として、若手の指導等、政務に励んできた」と回答。
自身の出席理由を「この事案が発生し、数々の作業に携わったのは私であった。一番説明責任がつくのは事務総長である私」としたものの、「経理だけについては、事務局長に全て任せていた」と弁明した。

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