PCでゲームをする人が増え、ゲーミングPCやゲーミングディスプレーの重要性が高まっている。中でもFPSのような対戦ゲームをする人にとって、ディスプレーのリフレッシュレートは重要な観点だ。

 より高いリフレッシュレートのディスプレーほどスムーズな映像を映し出せるため、素早い敵の発見やエイムの合わせやすさに影響する。

 そのため、ゲーミングディスプレーと呼ばれるモデルではリフレッシュレートが高い製品が多い。3、4年前あたりまでは144Hzのものが多く、ハイエンドモデルでも240Hzまでのものが主流だったが、昨今では360Hzまで出るものも一般的になってきた。

 高リフレッシュレートディスプレーの価格も手ごろになってきており、以前より気軽に購入できるようになっている印象だ。過去に144Hzのディスプレーを購入していたとしても、より高いリフレッシュレートの製品に買い替える選択肢もアリだろう。

 しかし実際のところ、あまり高いリフレッシュレートの製品を買ったところで、その違いを体感できるのか? というと疑問が残る。

 60Hzのディスプレーから144Hzのモデルに切り替える場合なら、その違いを体感できるという声を多く聞くが、144Hzから240Hz、360Hzと高くなっていくにつれて、違いが分かりづらくなっていくという意見もある。

 そこで今回は、360Hzと144Hzのディスプレーをそれぞれ用意し、リフレッシュレートを伝えずに見分けられるか試すことに。呼んだのは編集部の20〜30代のゲーム慣れしたメンバーで、アスキーゲーム部+のエースであるヤヒロと、ジサトラの新人ヒロム。それぞれにゲームなどをしながらチェックしてもらった。

https://ascii.jp/elem/000/004/184/4184546/