「ピタゴラスの定理」はピタゴラスが生まれる1000年以上前の粘土板にも記されている
https://gigazine.net/news/20240305-pythagorean-theorem-found-clay-tablet/

ピタゴラスが生まれた紀元前570年頃よりも1000年以上昔の、紀元前1770年頃に記された古代バビロニアの粘土板「IM 67118」には、
三平方の定理を用いて長方形の内側の対角線の長さを明らかにしていたことが明示されていました。

また、紀元前1800年~紀元前1600年頃に作られたとされる別の粘土板には、対角線が引かれた正方形が記されており、標識が添えられていました。
古代バビロニアでは60進法が用いられていることから、これらの標識を解き明かすと、古代バビロニアの数学者が三平方の定理やその他の高度な数学的概念を理解していたことがわかるそうです。