NASA、4年ぶりに宇宙飛行士候補者を募集-年俸約2280万円

米航空宇宙局(NASA)が4年ぶりに新たな宇宙飛行士候補者を募集している。NASAによると、2020年の募集では採用枠10人に1万2000人余りが応募。今回も同様に狭き門になるとみられる。

   米国製の宇宙船は先月に月面に着陸。損傷なしで月に着陸したのは、NASAがアポロ計画を実施していた1972年以来のことだった。架空の歴史の世界における宇宙開発競争を描いたアップルTV+の「フォー・オール・マンカインド」のような番組の成功も、米国人の宇宙への関心の高まりを反映している。

  5日に公表された募集要項によると、基本的な教育を受け、パイロットや医師、エンジニアなど専門的な経験要件を満たしていることが求められている。宇宙飛行士候補者は宇宙遊泳、ロボット工学、チームワークなどの基本的な技能の訓練に約2年間を費やす。勤務地はヒューストンで年俸は約15万2000ドル(約2280万円)。

  応募締め切りは4月2日となっている。  

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-07/S9X8Q8T0G1KW00