ゲームの舞台となるのは、不死の呪いを解く手段があると噂される国“ドラングレイグ王国”。呪いの力に導かれた主人公であるプレイヤーは、マデューラの地から強大なソウルを集める巡礼へと旅立つことになる。



 『ダークソウルII』でいまなお強烈なインパクトを残しているのは、やはりゲームの難しさだろうか。シリーズ随一の高難度と言われるほどで、当時あまりの難しさに悲鳴を上げた人は大勢いたんじゃないかな。

 何せ本作では、死ねば死ぬほどHPの上限が下がってしまうからだ。難しいからやられるというのに最大HPを減少させるペナルティー。まさしく鬼畜の所業と言えるだろう。『デモンズソウル』から初代『ダークソウル』への変遷でなくなったシステムがまさか復活するとは誰も夢にも思わなかったに違いない。

 プレイヤーは一度死ぬと生身の体が失われ“亡者”となるのだが、続けて死んでいると毛髪なども抜け落ちて、とても直視できないような見た目になるところも鬼だった(笑)。

 さらに、キャラクターが死亡すると経験値でありお金でもある“ソウル”をその場に落とし、回収できないまま続けて死亡するとロストしてしまう点は前作から踏襲している。この仕様から阿鼻叫喚の光景が容易に想像できるだろう。

 とは言え、これらの困難を乗り越えた際の達成感が別格だったのも事実。手強い敵を撃破し、極度の緊張から解放されたあの高揚感は本作じゃないと味わえない体験だったかもしれない。





   『ダークソウル2』が10周年。死ぬたびに最大HPが減少するシリーズ最高難度の仕様に世界が阿鼻叫喚。二刀流の専用モーションも本作から追加【今日は何の日?】(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース
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