任天堂は人気の高いNintendo Switchエミュレーター「Yuzu」を著作権侵害で訴え、開発者に対してYuzuの公開終了および損害賠償の支払いに合意させました。そんなYuzuのソースコードから構築された、Yuzuの後継を自称する「Suyu」というNintendo Switchエミュレーターが登場しています。

Suyuは移植性を念頭に置いてC++で書かれており、Windows・Linux・Android用のビルドを積極的にメンテナンスすることを計画しているそうです。Suyuの開発者は「我々はいかなる形式の著作権侵害も支持または容認しません。Suyuを使用するには、実際のNintendo Switchのキーと合法的に入手したゲームが必要です。我々はこのプロジェクトから金銭や利益を得るつもりはありません」と説明しています。

SuyuプロジェクトのコントリビューターでありDiscordコミュニティでモデレーターも務めているというシャーピー氏は、「Suyuは現在、法的にはグレーゾーンに位置しており、我々はそこから抜け出すべく努力しています」と海外メディアのArs Technicaに対して語りました。


https://gigazine.net/news/20240312-how-avoid-sue-suyu-nintendo-switch-emulator/