ウクライナ南部の港湾都市オデーサにロシアのミサイル攻撃があり、ウクライナ当局の15日の発表によると、少なくとも20人が死亡、数十人が負傷した。
オデーサで出た死者数としてはロシアの全面侵攻開始後で最多となった。

15日午前に最初のミサイルがオデーサを襲い死傷者が出た後、現場に駆けつけたウクライナの救急要員が2度目の攻撃に巻き込まれた。
この攻撃方法は「ダブルタップ」と呼ばれ、2年以上続くウクライナでの戦争でロシアが使用し続けている。

オデーサ州救急当局の報道官はCNNに対し、「州内でダブルアタックが起きたのは初めてだ」と明らかにした。

現場に着いた第一対応者が直ちに消火に当たり、瓦礫(がれき)の除去や被害者の捜索を行っていたところ、2度目のミサイル攻撃があったという。
救急隊員8人が死亡したことも明らかにした。

https://www.cnn.co.jp/world/35216592.html