自民党の石井準一参院国対委員長は19日の記者会見で、派閥の収入不記載事件を受けて開かれた参院政治倫理審査会での世耕弘成前参院幹事長の説明姿勢を批判した。
「4年3カ月、参院幹事長を務めたのに自分のことしか言わない。疑惑が解明されたとは思えない」と述べた。

世耕氏が安倍派(清和政策研究会)の参院側会長だった点にも触れ「グループの議員の思いを受け止める弁明や質疑ではなかった。
非常に残念だ」と指摘した。
一方で、世耕氏に対する野党からの証人喚問要求には「しっかり精査する」と述べるにとどめた。

https://www.sankei.com/article/20240319-5ZDRNBXH2NKXTN4TKHHFP3EOGY/