https://www.jiji.com/sp/article?k=2024032000135&g=int

イスラエルのネタニヤフ首相は19日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの地上作戦について
「ラファにいる(イスラム組織)ハマスの大隊を壊滅するには地上侵攻以外に方策はない」と述べ、
改めて実施に強い意欲を示した。バイデン米大統領は18日、ネタニヤフ氏との電話会談でラファ侵攻に「深い懸念」を伝えており、
両者の溝は埋まっていないもようだ

イスラエルはハマスの主要幹部がラファに潜伏しているとみて、侵攻準備を進めている。
ネタニヤフ氏は国会の外交・国防委員会で、「われわれも市民を円滑に退避させ、人道支援物資を届ける希望を(米国と)共有している」と強調。
ただ、会談ではラファ進軍の必要性を巡りバイデン氏と「論争」になったと認め、「大隊壊滅への決意を極めてはっきりと伝えた」と明かした。