三重県尾鷲市に住む小学生の男の子が、「ふぐ処理者試験」にこのほど合格しました。三重県内で小学生の合格は初めてです。

尾鷲市立宮之上小学校6年の内山雄介くん(12)は、今年1月に行われた「ふぐ処理者試験」で、ふぐに関する知識と処理をする技術が認められ、三重県の小学生で初めて「ふぐ処理者」の免許を取得しました。

幼い頃からお父さんと一緒に尾鷲の港で釣りを楽しんでいた内山くんは、釣った魚を自分で調理するのも大好き。

「ふぐ処理者」試験の受験は、釣りで知り合った市内の魚加工業者・北村豪商店の店主に誘われたのがきっかけで、「さばふぐ」などのさばき方を教わりました。

19日、合格の報告に尾鷲市役所を訪れた内山くん。加藤市長は「大人でも難しい試験をパスして、小学生が免許を取得したと聞いて驚いた」と目を丸くしていました。

内山くんは、自分で釣ったふぐを家族や知人に食べさせることができると喜んでいるということです。

4月から中学生になる内山くんの将来の夢は、魚の研究者になることだということです。

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