ついに撤退した店舗も…オープン当初は大賑わいだった「東急歌舞伎町タワー」の悲惨な現状
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1897c89c65dbe510b744f767802bdddb1651013

昨年の4月14日にオープンした東急歌舞伎町タワー。新宿の新しいランドマークとして、多くの観光客等で賑わいを見せていたが、現在は利用者が減っており、1月31日には歌舞伎町タワー初のテナント撤退があった。

オープン当初は各種メディアでも取り上げられた話題性のあったビルにもかかわらず、なぜこのようなことになってしまったのだろうか。実際に行って、確かめてみることにした。

平日19時頃の歌舞伎町は人が増えていく時間帯。どの通りもすさまじい人でまっすぐ歩けないほどなのだが、歌舞伎町タワーに入るとガラガラで、飲食店の席は3分の1も埋まっていない状態だった。

ビルができた当初は入口にあるエスカレーターの先から、人混みをかき分けて進むような大盛況だったが、現在はスムーズにビルの中に入ることができる。

中にある飲食店に入店し、平日はいつもこうなのかと店内の飲食店スタッフに話を聞いてみると同じようなことをよく聞かれるのか、慣れた様子で答えが返ってきた。

「賑わっていたのは去年の10月くらいまでですね。どの店も入店30分待ちで、待機列ができるほどでした。そこから人が減ってきて、今は全然いません。金曜日や土曜日の夜は、それなりにお客様は来ますが、それでもビルができた当初に比べて少ないです。平日は見ての通りなので暇ですね」