「アメリカン・グラフィティ」「ゴッドファーザー」「ラ・ラ・ランド」......ユニバーサルからサントラの名盤が一挙リイシュー!

ユニバーサルからサントラの名盤の数々が〈サントラ・キャンペーン2024〉としてリリース。バラエティに富んだラインナップで、
これだけで映画音楽の歴史を俯瞰できるような充実した内容だ。例えばジョン・バリーが手掛けた〈007シリーズ〉(「ドクター・ノオ」から
「ダイアモンドは永遠に」まで)。ニーノ・ロータ「ゴッドファーザー」。エンニオ・モリコーネ「続・夕陽のガンマン」といった古典的名作からは、
映画音楽作曲家の黄金時代を堪能できる。ミュージカル作品も新旧織り交ぜてタイトルが並んでいるが、そんななかで「ロシュフォールの恋人たち」と、
本作に影響を受けた「ラ・ラ・ランド」と聴き比べてみるのも面白いだろう。また、80年代以降、コンピレーション形式のサントラが人気になっていくが、
そのルーツともいえる「アメリカン・グラフィティ」と90年代に大ヒットした「パルプ・フィクション」を聴き比べると、そこにDJ的な視点が共通して
あることがわかったりもする。

https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/37092