プーチン大統領「テロはイスラム過激派が実行」「誰が命令したかに関心がある」

3/26(火) 4:16配信

ロシアのプーチン大統領は25日夜(日本時間26日未明)、モスクワ郊外のコンサートホールで
起きたテロ事件に関する政府の対策会議で、テロは「イスラム過激派によって実行された」と明言した。
犯行声明を出したイスラム過激派組織「イスラム国」による犯行だと事実上、認めた形だ。
ただ、ウクライナや西側諸国の関与の可能性もほのめかし、独自の主張を展開した。

プーチン氏は「誰が命令したかに関心がある」と述べ、首謀者はほかにいるとの考えを示した。
その上で、今回のテロが「2014年以来、ウクライナの政権の手で、ロシアと戦ってきた者による
一連の試みと関連がある可能性がある」と語った。ウクライナや西側諸国が事件の背後にいた可能性があると訴えた。

「イスラム国」がテロを実行したことは認めつつも、「ロシアを攻撃することに本当に関心があるだろうか」と疑問を呈した。
一方で、ウクライナや西側諸国がテロの背後にいたという想定は、
テロが「(ロシア)社会にパニックをまき散らし、ウクライナにとって、すべてが失われたわけではないと自国民に示す」ことになり、
「極めて論理的」な説明だとも主張した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a5f58d8a88a28d999a017ac69b626cbdf948d245