「超人気つけ麺店」店主が日本を離れる切実な理由

JR武蔵野線・北府中駅、JR中央線・国分寺駅から1.5キロほど行った府中市栄町に一軒の人気ラーメン店がある。
「中華蕎麦 ひら井」である。

2021年5月にオープンし、その年の『TRYラーメン大賞2021-2022』では新人大賞で総合3位、
つけ麺部門1位、とんこつ部門1位を獲得した人気店。東京農工大学の近くで
決して駅からのアクセスが良いわけではないにもかかわらず、オープンから閉店までその行列は途切れることはない。

その「ひら井」の店主・上野竜一さんが今年2月、Xにて突然日本を離れることを発表。ラーメン業界が騒然となった。

「日本でずっとやっていて大丈夫かというのはお店を始めてからずっと考えていたことです。
海外はラーメンの価格も人件費も上がり続けているのに、日本はこのままで大丈夫かとずっと不安でした」(上野さん)

ラーメンの「1000円の壁」問題
https://toyokeizai.net/articles/-/745059