路線バスが午前8時台4便→0便に…利用者「そんなに減るなんて」2024年問題で週末の便数ゼロも 千葉市
イット!
2024年4月2日 火曜 午後8:01

利用者が絶えない、JR千葉駅行きの路線バスの運行便数が、4月のダイヤ改正後、大幅に減ることになり、利用客に戸惑いが広がっている。

背景にあるのは、4月1日から導入された、ドライバーの時間外労働規制による「2024年問題」だ。

今回、大幅減便を行うのは、千葉市を中心に路線バスを運行する「小湊鐵道バス」で、ターミナル駅となるJR千葉駅と住宅街を結ぶ路線などを運行しているが、4月から30以上の路線でダイヤを改正し、そのほとんどで運行便数が減らされている。

房総方面の入り口となるJR蘇我駅からJR千葉駅行きのダイヤ改正前の時刻表では、午前8時台は4便、午後7時台は5便出ている。しかし、ダイヤ改正後の時刻表では、午前8時台は0便、午後7時台も1便と激減した。また、土日・祝日は0便になっている。

この事態にバスの利用者からは「 困ります、足が止まっちゃう」「こんなに減るんだ...」「仕事のときに使おうと思ってたので不便」「千葉は都会だと思っていた。そんなに減るなんて意外」との悲鳴が上がった。
https://www.fnn.jp/articles/-/679905