ナイトメアファクトリー、操業開始から666666周年 何を作っているかは謎のまま
https://evil-news.golog.jp/archives/713439.html
破壊市の九割を占める広大な敷地を持つナイトメアファクトリーは、何を作っているのか不明な企業として市民に親しまれている。
その本社兼工場は今年で操業開始から666666年を迎えたが、今日も変わらず何かを行なっている。
工場内で使役されているとある低級魔族は取材に対し、「何も知りません。自分はベルコンから肉塊が流れてくるのを加工しているだけ」と答えたのちに圧搾機に巻き込まれた。また別の魔族は「ゴミとゴミを組み合わせてスクラップを作っている。こんなものが何の役に立つのか」と答えた瞬間に金属加工用レーザーに焼き潰された。
工場長は、「正直言って、何を祝えば良いのかも分からない。よく分からないものを生産したら得体の知れない勢力に飛ぶように売れる。ありがたい話なのは間違いない」と語り、意味不明なコンパネを弄り回していた。