過去120年で一度しか間違ったことのない、景気後退を示す警戒すべき兆候が現れている。
「ECRI景気先行指数」はこの1年で低下し始めていると、トップエコノミストのラクシュマン・アチュータンが語っている。
GDP成長率や雇用市場も特定の分野で弱くなっており、これはアメリカにとってトラブルにつながる可能性があるという。
トップエコノミストによると、アメリカ経済は過去120年で一度しか間違ったことのない景気後退を示す典型的な警告を点滅させているという。

景気循環の専門家であり、経済循環研究所(ECRI)の共同設立者であるラクシュマン・アチュータン(Lakshman Achuthan)は、アメリカ経済の複数の分野で景気後退の警戒すべき厄介な兆候が現れていると指摘している。

4月3日に公開されたRosenberg Researchのウェブキャストでアチュータンが語ったところによると、「ECRI景気先行指数」(ほぼ完璧な実績を持つ経済指標)は2023年から低下し始めているという。

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