この中で捜査当局は、水原元通訳が2021年11月からことし1月にかけて大谷選手の口座から本人に無断で1600万ドル以上、
日本円で24億4800万円以上を不正に送金したとして、銀行詐欺の疑いで訴追したと明らかにしました。

捜査当局によりますと水原元通訳は2021年9月に違法なスポーツ賭博を始め、
数か月後には多額の損失が出始めたということで
「このころに大谷選手の銀行口座の連絡先が元通訳の電話番号と関連するメールアドレスに
ひも付くように変更されたとみられる」ということです。

さらに銀行に電話をかけ、大谷選手だと偽って大谷選手の銀行口座から送金しようとしたこともあったとしています。

また、捜査当局は先週、大谷選手から話を聞き、携帯電話の提供も受けたということです。
そして、元通訳の違法賭博や借金の支払いについて、大谷選手が認識、
もしくは関与していたことを示す証拠はないと判断したとして「大谷選手は被害者だと強調したい」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240412/k10014419771000.html