自分だけのクラウドストレージを構築できるSynologyの「BeeStation」について、前回はPCからアクセスするクラウドストレージ機能に焦点を当てて紹介した。しかし、BeeStationには他にも便利な機能が複数用意されている。今回はその点に触れていこう。

【画像】BeePhotosはシンプルながら、見やすいUIに仕上がっている

BeeFiles機能を使って大容量ファイルを送信する
 クリエイティブ系の業務に従事しているなら、完成したデータを顧客に納品する事が日常的な作業として発生する。データサイズが小さければメールに添付して納品できるかもしれないが、大きなサイズでは難しい場合もある。

 その場合、外部のサービスを利用することになるが、有償サービスを契約すると月々の費用負担が発生する。ビジネスの規模によっては無償のサービスを惰性で使っているケースもあるのではないだろうか。

 無償サービスを使う場合、データ納品をする度に手動でアップロードする必要があったり、都度ダウンロード用パスワードを設定しなければいけなかったりといった使い勝手の悪さもある。

 そんな悩みはBeeStationに搭載されている「BeeFiles」を使えば解決できるので、利用方法を簡単に紹介しよう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd1327d84ef577bca4f254f37329af8733363245