女子は「ピンクね」にモヤっ 小中学生が違和感の言葉、大人も考えて

愛知県一宮市は昨年、男女共同参画を進める一環で、小学4〜6年生と中学生を対象に「モヤっとした言葉」を募った。
寄せられた139の言葉からは、性別で分けられたり、性別を理由とした言動にふれたりして、小中学生が違和感を抱く姿が浮かぶ。

体育祭となると団長が男子、副団長が女子。「団長やりたかったのに」。着替えの時、男子は廊下、女子は教室。
「男子にも羞恥(しゅうち)心はある。教室にして」。男女別の整列で間違ってならんだ女子。「お前、男なの?」と言われた。

テレビや映画を見ていたら「女子なんだから家事は全部できて普通だ」「女のくせに生意気だな」というセリフが。
歯科医院で治療後にもらえる歯ブラシ、青色が欲しかった女子は「はい、ピンクね〜」と渡され、「何も言えなかった」。
野球の試合でヒットを放つ女子に相手監督が「女の子なのによく打つね」。
「一生懸命練習していれば、男女関係なく力を発揮できるのでは?」
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