【商業主義】 国のチグハグに翻弄され 失敗の烙印押された青森市の「コンパクトシティー」構想 #ニュースその後 [577316145]
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国のチグハグに翻弄され 失敗の烙印押された青森市の「コンパクトシティー」構想 #ニュースその後
大盛況だった商業施設 今は無機質な市役所に
色とりどりの洋服やユニークな雑貨が並んでいたテナントスペースは消え、職員が淡々と市民に応対する窓口になっていた――。
昨年8月、JR青森駅(青森市)の目の前にある地上9階建ての大型ビル「アウガ」を、私は6年ぶりに訪ねた。かつて若者たちでにぎわった商業ビルは、無機質な市役所にリニューアルされていた。
アウガの前で駐車していたタクシー運転手の男性(69)は「アウガが破綻したときに比べれば、多少人通りは良くなったけど、どうせまた人も減っていくんでは」と吐露する。「行政に振り回されてきた街で、年々人口が減るのに、再開発ばかり進めてもまいねびょん(だめだよね)」
アウガは2001年にオープン。青果・鮮魚市場や市立図書館などが入った官民複合の再開発ビルで、「コンパクトシティー」構想の目玉と期待された。当時の新聞記事によると、オープン時は開店前から多数の市民が並び、午前9時の開店と同時にプレゼントしたオリジナルバッグ3000個が約20分でなくなる盛況ぶりだった。
市民図書館も来館者でにぎわった。当時の職員は「来館者が朝からずっと途切れない。こんなに来るとは……」と驚いていた。ただ、年間400万人の来館者目標を掲げたが、当初から入場者数が目標の半分にとどまり、前途に暗雲が漂っていた。
熱狂はどこへ 赤字が続き15年で経営破綻
青森市がコンパクトシティーに取り組んだ主な狙いは、郊外の除雪負担を軽減することだった。青森市は世界有数の豪雪都市。高度経済成長期に郊外まで住宅が広がり、除雪作業の負担が市に重くのしかかっていた。郊外の一戸建てに住む高齢者を中心街のマンションに移住させることで、負担を少しでも減らそうという発想だった。
アウガを運営する第三セクターは08年に23億円の債務が発覚するなど、慢性的な赤字が続いた。
アウガはオープン時の熱狂にはほど遠く、若者向けのアパレル店や美容室のテナントは入退店を繰り返た。徐々に増えていく空き区画には、カプセル自動販売機や休憩椅子、絵画展示場が設置されたり、高齢者向けの健康相談ブースが設けられたりしていた。
16年には三セクが24億円の債務超過に陥り、市が追加融資した2億円の回収が困難となったことで、鹿内博市長が引責辞任する事態となった。結局、200億円以上の公金が投じられたが、アウガは16年に経営破綻。市は18億円あまりを債権放棄した。
アウガは破綻直前に、青森市役所の窓口誘致を打ち出した。その際に打ち出したビジョンが「新たなにぎわいの創出」だった。
だが、現在のアウガを休日に訪れると、窓口は網をかけて閉ざされ、無人の役所からきびすを返す人の姿が時折見られるばかりだった。周辺を歩くと、にぎわいにはほど遠く、テナント募集の紙が張られた「シャッター通り」が広がっていた。
言葉が独り歩き 当時の市長「心外だ」
「コンパクトシティーという言葉だけが独り歩きし、僕から言わせると大変心外だ」
1989年から約20年間、青森市長を務めた佐々木誠造氏(90)は取材に渋い表情で語った。
佐々木氏は99年、中心に商業施設などを集め、その周辺を居住エリアに、その郊外は開発を制限して豊かな自然を保護するという3層に分けた都市計画をつくり、「コンパクトシティー構想のはしり」として注目された。
当時、佐々木氏は建設省(現国土交通省)などの官僚に都市計画について説明を求められ、霞が関に何度も足を運んだ。「官僚から、首相官邸で説明するから教えてほしいと請われたこともあった。それほど国は青森の計画に関心を持っていた」
居住地の議論はどこへ 商業主義にとらわれて
だが、コンパクトシティーの意味合いは次第に変わる。郊外に広がった居住地を中心部に集めるという概念は薄れ、商業主義を前面に打ち出した「中心地のにぎわい」という議論に偏っていった。佐々木氏は「街の真ん中さえ栄えればよいと誤解する市町村がいっぱい出てきた」と振り返る。
商業主...
詳細はサイトで
https://news.yahoo.co.jp/articles/e363ff19ed08a19c9144385104b9bc6e3dbd483a 結局地方なんて車社会だから中央部に人集約しようなんてあまり意味がない 土地余ってる郊外に住むよ ここは青森の駅前、新町通りって言うんだけど、昔は主婦から学生、子供まで皆が自転車で来て
店の前に自転車を止めて買い物してって感じで栄えてたのよ
駐車場なんてろくに無いんだからさ
それが90年代になって突然全国的に始まった、やたら自転車を邪魔にする運動、買い物に来た客にさえ
店頭に自転車を止めさせないって運動を青森でも始めて、一気に客が離れたのよ
郊外にも無料で自転車、車を止められる駐車場を完備した大型店がどんどん出来たのがそれに拍車かけたのな
自転車排除運動でもう完全に駅前商店街が廃れてしまってから、アウガ建設なんて言い出しても完全に手遅れ、
今更客は戻ってこなかったってオチ まいねびょん(だめだよね)」
凄いなあ
使うことは無いだろうが面白い >>19
んだびょん(そうだろうな)もセットで覚えてくれw >>18
それはただ単に車を買えないほど貧しかったからというだけだろう
平成元年の自動車普及台数は実は今の半分だ ただの駅前開発に大仰な名前をつけただけ
コンパクトシティ構想するなら県内全て近接圏全てに郊外開発を一切禁止、団地開発、住宅地建設を一切許可しないというような特権がないと無理だろう
そこでコンパクトシテイします!といっても近隣で団地開発ドン、郊外に商業施設ドン、高速道路関連団地ドンされたら何の意味もない 「過疎地だから中央に集まって周辺のインフラ捨てようぜ」という話が「老人に死ね言うんか!住み慣れた土地を捨てろ言うんか!」という愚民の声に負けて分不相応な箱物を作るだけに終わったという話ね >>23
統計を見ればわかる事だ
車は通勤するお父さんしか持てなかったから
お母さんは仕方なく自転車を使って買い物に行っていたというだけ
自転車排斥運動?そんなものがあったならソースでも提示してもらおうか
お前さんの脳内ソースだろうが >>25
老人は高価な中心地のマンションなど買えない ない袖は振れない
役人は70歳80歳の老人が年金で30年ローンを組んで
中心部のマンションを買うとでも考えたのだろうか
小学生でも無理な話だと分かる >>27
>>28
お前が都心に住んでいる恵まれた人間か
さもなくば
田舎なのに車を持っていない不審なおじさんというだけ >>29
だな
というわけで変なもの作らず「死ね死ね底辺w 死ねカタワw」と一方的にインフラ切り捨てを通告していくのが最善なんだろうな 目指すべきはスィティーじゃなくカンパクトタウンだった こいつ>>ID:3WE00YPF0とか
他人のレスにひたすらイチャモンつけて支離滅裂なことを喚いて大暴れしてるだけの基地外を排除できねえんだから
どんぐりってマジで全く機能してねえよな 東京の中心で東京から出たことないお坊ちゃん役人が主導なんて無理に決まっとるだろw
国交省は四国に経産省は秋田にでも移転しておけ キチ〇イ 「東京こそ世界一の効率を誇るコンパクトシティ!」 >>34
まずは総務省と厚生労働省じゃないかな
本当にこの地この人間たちは生きる価値があるかどうかを自分の目で確かめて来るべきだ コンパクトシティーに住んで毎日1時間かけて農地へ行って農業やれ
とかアホなことを言ってるからな
できるわけねーだろキチガイか >>33
俺のどこら辺が支離滅裂で理解が出来ない?
「便利で広くて安い郊外から不便で狭くて高い中心部に人は集まらない」
「年金の老人がローンを組んで中心部のマンションを買うなんて無理」
「1990年の自動車普及率は現在の半分程度だった」
「田舎なのに車を持っていないのは不審なおじさん」
どこら辺が理解できない? >>37
岐阜は名古屋のベッドタウンなんよ
たしか20分位だったと思う
あのタワマンで岐阜市内に通勤するのは地元の開業医とかわずかなのでは? 意味分からんのはコンパクトシティ標榜しながらふつーにロードサイドの開発許しまくりなんだよな
ジャップはコテコテに盛ることばかり考えて削ることを知らない これ国関係ある?
青森が田舎過ぎて過疎過ぎて商業施設作っても客が来なかった(継続しなかった)だけの話やん >>41
コンパクトシティ計画もクレクレチューチューの場になってるってことさ
一度死ぬまで分からんみたいだな >>4
でも現役世代の負担って今後どんどん増えていくわけだし
高齢者の方も生まれ育った町や家に住み続けるってわがままを言うのはやめて歩み寄って欲しいと思う >>45
震災みたいに、そこの家が潰れてんのにまた同じ過疎地に再建すんのかって話はともかく、
今無事に暮らせてる過疎地民を全員移住させるとか言い出すのはそれはそれで社会的コスト大だぞ 仕事と居住込みでコンパクトシティデザインしないと無理
熊本みたく優良な企業を誘致してそれを核に街づくりするくらいじゃないと
雪かきの手間削減とか発想がもう駄目 「実際にそれをする人の労力は考えないものとする」
ってことをやってるからこういうのがまかり通るんだろうな 地方の自民は田舎の王様でいたいから現地にカネを撒く
中央自民は田舎を滅ぼしたいからガンガン中央集権しようとする
結局ちぐはぐでどっちつかずになって終了 >>47
旧来の工業社会は「産業が都市を育てる」であったが、現代の脱工業社会では「都市が産業を育てる」
たとえば、依然として若年層の転入超過が多い福岡市、札幌市、仙台市などは工業都市ではなく商業都市である
そして、札仙広福と呼ばれる広域中心都市の中で唯一の工業都市と言える広島市は、札仙福とは異なり若年層が転出超過となっている
「戦後日本の都市の形成を見ると、『産業が都市を育てる』という側面が色濃く出ている。地域が抱える産業の盛衰と全国の都市の盛衰が軌を一にしているのだ。
しかし、最近の傾向は『都市が産業を育てる』という傾向が非常に強くなっているように思える。(中略)高い産業活動を支える都市というのは、
同時に生活の場として魅力ある場でなくてはいけない。気候が温暖で、先端の情報を発信する大学や研究機関があり、
外部から来た人を積極的に受け入れるような風土を持ち、エンターティンメントや飲食サービスが発達しており、教育や医療・福祉の基盤がしっかりしている。
そうした総合的な機能を持っている都市が魅力的であり、そうした所に多くの優秀な人材や企業が集まり、そしてそこで活発な産業活動が営まれるのである」
「人間が住みたくなるような町には、有能な人材が集結して、先端産業も花開いていく。(中略)地域社会を人間の生活の『場』として再生することが、
地域社会の生産活動をも活性化させる。確かに、工業社会では生産機能が生活機能の磁場となって地域社会を発展させてきた。
ところが知識社会では生活機能が生産機能の磁場となって地域社会を再生させている。
(中略)優秀な人材が、環境と文化に魅了されて集まってくれば、その地域の産業活動も活発化してくる」
https://www.kitakyu-u.ac.jp/iurps/pdf/04_5.pdf
地方が「ミニ東京」の如く背伸びをして「都市であること」を志向することによって産業が生まれ育っていく現代社会では、
菊陽町のような旧来モデルでの発展を目指そうとする発想こそが時代に合っていない
そもそも、菊陽町ですら「都市であること」を志向する熊本市のベッドタウンであり、豊肥本線に新駅を設置するなど駅を中心とした市街地整備を進めているコンパクトシティである >>43
まあ、関係はある
「コンパクトシティ」と言ったときの
具体的ビジョンの欠落
駅回りの建設は国交、郊外は経産という
縦割りの中で中心市街地より
大規模なアウトレットモールが郊外に乱立し
商業顧客人口の集中化というビジョンは失敗した >>52
郊外のアウトレットとか企業が自分で企画してるものやん
それに対してグチャグチャ言うのは共産主義過ぎる
国が何もかも計画してそれ以外のことすんなって? >>53
そりゃそうだ
大きな変革には区画整理や
建設許可を含めた規制が必要
完全な自由競争が誰にとっても
幸せにならないことはある
極論、駅回りは輸送に特化した
街づくりだっておかしくはない 「おい、自分たち家族が受益してる分の税金や保険料納められないウジ虫ども。お前らごときのために広範囲のインフラ整備なんてやってられねえからさ。身の丈にあったコンパクトな街を作る。あ、文句あるやつは自殺していいぞ。田舎の底辺なんか死んでも誰も困んねえから」という本音を隠してる以上は人気取りが先行してこんなことになって当然だと思う 青森市の中枢性の乏しさが失敗の要因だと思う
新町商店街に青森県の各地から買い物に来るという状況だったら成功していた >>39
こういう昭和人間が「普通の日本人」で構えるいるから 衰退没落国になってる現状になんら気付かず正常バイアスによって危機感抱く隙すらなく国が終わっていく 青森市は旧浪岡町をどうしたいのだろう
元々の青森市に住んでいる人たちからすれば都市圏が違う地域に税金が使われているのは我慢ならないだろう
浪岡町が復活すれば今よりも発展できるはず 青森市はもう無理だよ、諦めろ
コンパクトシティ自体の失敗もあるけど、LCCの急増、北海道新幹線開通、フェリーの減便やらでもう本州⇔北海道の要衝としてまったく機能してない
弘前八戸に県都機能を分散させないと >>56
そんなん八戸も弘前も大差ない
土手町なんてもう終わりだよこの国
八戸はゴミみたいな箱物作りすぎだし >>29中心イコール高いならコンパクトシティじゃなくて、ただの高級マンションじゃん
みんなの利便性を高めるための構想なのに「中心だけ高価になるような設計」するのか
で、青森は老人に高いマンションを買わせようとしたの?それは日本政府だろ? 除雪を市中心部だけにすれば、自然と市中心部に人が集まるんじゃないの? 包茎のやつなので
ATSUSHIに曲作ってもらいました
普通に上がるんだ??? >>59
FM青森の本社の八戸移転、青森放送の本社の弘前移転をしてほしい
青森県が発信すべきコンテンツは津軽や南部に偏ったコンテンツだと思う ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています