政府の有識者会議は2021年、〈1〉皇族女子が結婚後も身分を保持〈2〉男系男子が養子として皇籍復帰――の2案を提示した。
自民の見解は「皇族数確保はまさに喫緊の課題だ」と指摘し、2案をいずれも必要と評価した。

 そのうえで皇族女子の配偶者や子は皇族の身分を有しないとし、皇位継承資格は養子となった男性には与えず、その後に生まれた男子に限るべきだとした。

茂木氏は党本部で、「事柄の性格上、政争の具にしたり、国論を二分するようなことがあってはならない。 静謐せいひつ な環境のもとで誠実に協議を重ね、立法府の総意を作り上げていきたい」と記者団に語った。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240426-OYT1T50125/