米、大麻の規制緩和へ 「解熱剤並み」に分類変更―報道
時事通信 外信部2024年05月01日05時35分配信

 【ワシントン時事】米NBCテレビは30日、麻薬取締局(DEA)が大麻を危険性の低い薬物に分類変更する方針だと報じた。米国では既に多くの州で大麻が合法化されているが、連邦政府も規制緩和に乗り出すことになり、NBCは「歴史的な一歩」だと伝えている。

 DEAは薬物などを乱用の危険性に応じ、五つのカテゴリーに分類。現在、大麻はヘロインや合成麻薬「LSD」などと同じ、乱用の可能性が最も高い「1類」に指定されている。

 報道によると、DEAはこれを一部の解熱鎮痛剤やステロイドなどと同じ「3類」に変更する見通しだ。



https://www.jiji.com/sp/article?k=2024050100161&g=int