この問題について、社民党の大椿ゆうこ副党首は、こんな投稿を行った。

〈セクハラで刑事告訴された朴元淳ソウル市長が自死したと知った時、日本にはセクハラで訴えられたからといって自死するような男性はいないのではないかと思った〉

 まるで草津町長の自殺を促すかのような言いっぷりである。

 朝日新聞は以前、〈元町議のリコール、欧米メディア注目、日本の男性支配浮き彫り〉(2020年12月19日電子版)などと報じた。記事では欧米メディアもこの問題に関心を持ち、〈日本では性被害を打ち明けにくいこと、政治の場に女性が少ないことに着目している〉と伝えている。

 さらに、元町議のリコールが2020年12月に成立したことについて、朝日新聞の担当記者は〈公人によるリコール主導は行き過ぎだ。多数派が、意に沿わない者を『排除』したように見えた〉と、黒岩町長らを批判した。女性の証言が虚偽だった以上、大椿氏や朝日新聞は何の対応もせずスルーしていいのか。同じく町長を非難したフェミニストや大学教授らも、ダンマリを決め込んでいるが…。