国立大の学費を年間150万円に――。文部科学相の諮問機関、中央教育審議会(中教審)での伊藤公平・慶応義塾長の発言が波紋を呼んでいる。
国立大の学費を現在の標準額の53万5800円から約3倍に引き上げてはどうかという提案で、学費の高い私立大と国公立大の「公平な競争環境を整える」ことが目的という。
実現すれば家計や学生の進路選択にも大きく影響するが、その真意はどこにあるのか。
https://mainichi.jp/articles/20240505/k00/00m/040/190000c