人間の生命活動では、まずブドウ糖をエネルギーにします。

グリコーゲンなどになって体内に蓄えられていたブドウ糖を使い切ると、次は脂肪がエネルギーになります。

体重60キログラム程度の男性が絶食すると、脂肪を使い切るのに1ヶ月はかかります。

筋肉が分解されてタンパク質がエネルギーとして使われるのは、脂肪を使い切った後です。

ボクサーやボディビルダーでさえ体脂肪がゼロになることはありません。

ましてや一般の人が脂肪を使い切るほど激しい運動をして筋肉のタンパク質が使われるなど、
ほぼありえない話です。

つまり、プロテイン由来のタンパク質が筋トレの効果向上に寄与することはないのです。